「時は金なり」ではない!
「Time is money.」
「時は金なり」と言いますが、しかし本当にそうでしょうか?
本当の意味は、時間を大切にすればお金を産むという意味なのかなあとは、思いますが、
時間はお金では、ありません。なぜなら、失ったお金は、取り戻すことができますが、
失った時間は、取り戻すことはできません。
今日という日は、明日には二度と帰ってこないのです。
若い人でも、年を取った人でも、何人でも、男でも、女でも同じ、たとえは20歳という年は、一回しか過ごせません。
何が言いたいかというと、
「Time is life.」
「時間は命」
なのです。
今日という一日、今秋という一週間、今月一か月、今年一年という時間は、今生きている人に、
平等に与えられた、命そのものなのです。
その命の時間を、何で満たすか考えることが、
「自分の人生の幸せを、満たす!」
ということになるのです。
何が言いたいかというと、
時間を、誰と何をして過ごすことが自分にとって幸せなのか?
これを、じっくりと考えるこが、経営者にとってとても大事なことなのです。
自分にとっての満たされた時間とは?
何万人も雇用して一代で大企業を、作り上げるような大成功者になるには、その人生の大部分の時間を、
職場の仲間と、職場で費やさなければならないかもしれません。
お金などなくても、仕事を持たなくても、自由気ままな縛られない生活を送りたいなら
今の時代なら、可能かもしれません。何も仕事をしなくても、誰かに奢られるだけで生きている
という人も今は、存在します。
では、合理的にどのように考えれば、いいかというと、
「仕事」と「家庭」と「自分」という風に、時間の使い方を分けて考えてもいいかもしれません。
24時間ー睡眠時間7時=17時間
17時間を、どのように振り分けるか?
仕事=5時間
家庭=6時間
自分=6時間
みたいに、
仕事、趣味、家庭、健康、というように分けてもいいかもしれません。
ここを、自分が一番満たされるように、分類して、
満たされた時間の使い方ができるようになることが、
一番、経営者にとって大事なことなのです。
そうして、考えると時間は本当に貴重なものになってきます。
その限られた時間の中に、何をどうするか考えたら、そうたいしてできることはありません。
自分を満たすものは、お金か、名誉か、自由な時間か
自分の価値観も、見直さなければならないかもしれません。
満たされた時間を過ごすために、お金は、どれほど必要か?
これが次に、あなたが、考えなければいけないことです。
自分の必要な年収はいくら?
僕は、手取りで年収2500万円必要で、それを稼ぐために、人生の1/4を仕事に費やすと決めています。
そのお金で、大切な家族や、友人と過ごす時間を作ったり、
自分の健康や趣味を満たす時間をつくることが
自分にとってのこの上ない幸せだからです。
1/4ということは、
週30時間労働です。そうなると時給は、約17,000円です。
そのような働き方を考えた時に、効率よく、しかも仕事にも充実した生き方を考えた時に、
経営者として、なにをすべきか?
と考えたら、まずは、ハサミを置くことが最優先事項だ!
ということになります。
経営者の働き方
では、お金だけでは、人生は満たされません。
そして、周りの人を幸せにすることもできません。
その他に何が必要か?
何が、人を引き付けるか?
それは、
自分のSalonビジネスは、どう在るべきか?
です。
これが、自分にとっての原動力にもなります。
この在り方を、数字に表すと
売上1億、生産性100万、利益2千万
です。
売上より、「質」のいいSalon運営=生産性の高いということ、
スタッフもわたくしも、満足の労働環境の実現ということになりました。
そして、それ(サロンビジネス)だけでは、心もとないので、
その他のビジネスで、利益1千万円ということになったのです。
しかも、それを週30時間で、やらなければなりません。
ここで整理すると、
どういう在り方か?
が経営理念です。
そして、30時間で、
考えられる経営資源を用いて、
それら在り方と、数値目標を達成することが
戦略、方針です!
それをやるには、「美容師脳」のハードディスクを
「経営者脳」のハードディスクに入れ替える必要があるのです。
その答えは、「ハサミを置く」ということになるのです。
以上、経営者自身が満たされない限り、周りの人が満たされることは、
絶対にありません。
あなたも、自分の在り方について、じっくり考える時間を持ってみてはいかがでしょうか!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
次回は、その時間や経営資源を使って、何をすべきかというお話です!
それではまた明日m(__)m
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