20年前に、岡山市内で10坪の店に、セット面3面、シャンプー台1面の店舗で、美容室をオープンさせました!
その後倉敷に移転拡張CoRte.リーフ店オープン⇒グラス店オープン⇒ネイルサロンオープン⇒アイサロンオープン
⇒ママサロンオープン⇒ママサロン閉店⇒プレミオオープンと今まで行ってきましたが、
なんと!!この間約20年間で、51名のスタッフが退職しています。
20年間の中でもひときわ目立つ、5年前の年間12名という大量退職者!!
これが出たことをきっかけに、本当に何とかしなければと痛感しました。
経営に専念し、本格的な経営の勉強を遅ればせながら始めたのが2015年の終わりごろ。
その時点で退職者が40名を超え、さらには年々、退職者がつづき、
前期終了時点で52名という退職者合計になってしまいました。
しかし、本当に退職者のいない職場にしたいのです。いや、します!!
そうして今も離職率0%を必ず達成するべく、奮闘中というわけなのです。
離職率0%の目的は、
スタッフの定着が唯一、Salon経営の肝と言っても過言ではないことに、
今更ながら気づかされたということです!
美容室は、ストックビジネスです。
お客様が定着し、
スタッフが定着すれば、
あとは、繁栄あるのみです。
だからこそ、退職者のいない職場に、しなければなりません。
わたくしの不徳の致すところが、原因なのはわかっているのですが、
決意した当初は、何をどうしたらいいのかわからず、
いろんな研修を受けたり、先輩経営者のアドバイスを受けたりと、出口のない迷路をさまようかのような
答えに行きつくことができずに、悩んで、行動して、悩んで、行動して、うまくいかず・・・、
の連続でした。
そんな中、あるとき、今までの退職者がどういう状態で退職したかを、分析をしました。
・デビューまで持たない 37%
・デビューしたらすぐ退職 19%
・スタイリストになった 13%
・売れるスタイリストになった 6%
・在職者 25%
という内訳で、
なんと、約70%の人たちが、1人前の美容師になる前に、退職しているということが分かりました。
そこから出た答えが、次の二つです。
離職が多い原因
①店長、チーフ、スタイリストとして残りたい環境ではない
②もしくは、そもそも採用すべき人ではなかった
ということです。
そして、この二つの問題を解決するには、経営の根幹からすべて見直すということが必要でした。
なぜなら、
①の問いに対する答えは、弊社で働く美容師の幸せが叶う環境づくり
②の問いに対する答えは、弊社に必要な人材は〇〇な人である
この二つを具体的に、決め掲げるというところからスタートなのです。
それを目的に、数年間試行錯誤を重ね、出た答えが
①美容師の幸せ
・美容師としてのやりがい
・ライフワークバランス
②必要な人物を得る
・経営理念、戦略、方針(価値観)を共有できる人
・必要な人物になるための人材育成
この目的を達成するべく、次のような行動目標を立てました。
離職を防ぐ完璧な計画
①経営理念体系の確立と浸透
②戦略策定
③プロダクト、マーケティング方針決定
④これらを共有するための人財育成方針決定と実行
⑤労働環境整備
⑥求人・採用方針の決定と導線確立
④までは、実行中で、⑤は今期7月に実行、⑥葉着手済みです。
これらのPDCAをまわしていくことで、必ず離職率0%が、近い将来達成できると確信しております。
今後、この状況を上手くいったこと、うまくいかなかったことを、ブログや動画等でお伝えしていきますので楽しみにしておいてください!!
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