新規リピート率は50%以上
固定リピート率は90%以上
新規リピート率40%を切ったら、フリー入客ストップ!!
はたまた、美容業界においてよく引き合いに出されるディズニーランドのリピート率は97%などなど、
リピート率に関するいろんな指標があります。
しかしながら、本質的に考えると、「今日来てくれたお客様に次回またご来店していただきたいですか?」と言う問いに対する答えは、「ハイ!」しかないと思います。
ということは、リピート率目標は、100%しかないと言うことなのです。リピート率100%にすると言う事が、最上位目標でなければならないのです。
おばちゃん一人営業サロンのリピート率はほぼ100%!!
ここで話は飛ぶのですが、私の母は、小さな美容室を営んでおりました。
スタッフ1名とか2名とかで、母を含め3人でやってるような、
いわゆるおばちゃんサロンです。
65歳で、サロンはクローズして隠居生活を送ってますが、
75歳になる今も1人自宅の傍で、固定客様相手に、看板のないサロンを細々と続けております。
このようなおばちゃんサロンのリピート率は、ディズニーランド並みで、
95%以上99%あたりと言うのが実情なのです。
そして、失客の原因は、「死亡」がほとんどです。
また、紹介新規率は高いので、そこまでの増客も見込めませんが、絶対つぶれることはりません。
なぜそんなに失客率が低いのか?
一つ目の理由は、絶対に断らないからです。
方完全予約制は、いろんな利点はありますが、完全に美容師都合の考え方です。
予約制になって、下手をすると、むしろ失客は増えるのが現状です。
失客原因の第1位は「断られた。」で、第2位は「思った通りにならなかった。」
「やろうと思ったメニューをしてくれなかった。」「できなかった。」「分ってくれない。」です。
自分に置き換えると分かりやすい。断られる。空いてない。買おうと思ったものが店に行ったらなかった。一番がっかりしませんか?
担当美容師が直接接遇(せつぐう)できないことも有り、断り方を間違えると、
大切なVIP固定客を、電話応対もままならないアシスタントのたった一言で、一瞬にして失客する恐れがあります。
失客率が低い二つ目の理由は、マンツーマン対応だからです。
できるだけ断らないという「何とか、やってあげよう。」「ちょっと厳しいけど、がんばろう。」という姿勢は、お客様に伝わります。
例え、待たされたお客様が怒ったとしても、担当者が直接真摯に対応すれば、「無理やりやってもらったんだからしょうがないか。」と思っていただけます。
そして、また来てくれる確率は、「ちょっと今は無理です!」と、担当者でもない人が無下(むげ)に断るより、何倍も高くなります。
おばちゃん美容室の多くは、一人で、お出迎えから、カウンセリング、シャンプー、カット、流し、ブロー、仕上げ、会計、お見送りまで、すべての工程を担当します。
それはその方が全部自分で出来て、すべての工程に責任を持て、
お客様目線の仕事も人に任せるより格段にやりやすく、お客様からの信頼も得やすいから失客が極めて少ないのです。
マンツーマン個室型美容室のリピート率もほぼ100%!!
このおばちゃん美容室の仕組みを、再構築したものが、マンツーマン個室サロンのリピートシステムなのです。
①断らなくてすむ方法は?
②お客様のいろいろな要望に、目を行き届かせるには?
③クレーム対応を基本、1秒でも早く対応するには?
④100%リピートしてもらうには?
この答えは、次回のお話「おばちゃん美容室の予約システムとは?」でご紹介します。
関連動画も配信する予定ですので、YouTubeちゃんねる「KeiのSalonUp経営塾」もご覧ください!
よろしくお願い致します!!
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